ポッピン・ダンスで使う曲/音楽の特徴って?!8つのジャンルを紹介

ポッピング・ダンスで使う曲/音楽で向いている特徴

一言にオススメの曲/音楽といっても、
『ポッピング(POPPING、POPPIN’)』には様々な「スタイル」がありますので、
一つのジャンルに絞ることはできないのですが、いくつかの特徴があります。

 

特徴①:ヒットを打つ(筋肉を弾く)際に最適なスネアドラム

『ポッピング(POPPING、POPPIN’)』は、元々、
強烈なスネアドラムが特徴的な「FUNK/ファンク」が生まれた時代に、
誕生したものなので、その辺りにリリースされた音楽がよく使われています。

「バンッ!」「バシッ!」「パンッ!」と、筋肉を弾く動きが基本のダンスなので、
やはり強烈なスネアドラムの音が入っていた方が、
カッコよく、気持ち良く音楽を表現できるということです。

 

特徴②:ロボット的サウンド&機械音

『ポッピング(POPPING、POPPIN’)』は、
ロボットダンスから派生したストリートダンスのジャンルですので、
どこかロボット的で機械音っぽい音楽を使うことで、良い雰囲気を出すことができます。

 

特徴③:ユニーク&奇妙な効果音が入っている

筋肉を弾く技「POPPING/ポッピング」や、ロボット的な動き以外にも、
滑らかな「WAVING/ウェービング」「ROLL/ロール」
手を幾何学的に組み替えていく「TUTTING/タッティング」等があります。

このような不思議な動きにマッチするような、
ユニーク&奇妙な効果音が入っている音楽も好まれるというわけです。

 

大体の特徴としては、以上の3つです。
ただ、これら全ての条件を満たしている必要は無いですし、
踊りやすければ、どんな音楽であっても構いません。

極端な話、強烈なスネアドラムの音が入っていなかったとしても、
ユニーク&奇妙な雰囲気を出すことができれば、
クラシックのような音楽でもOKなのです。

 

よく使われている音楽ジャンルを分類

一応、代表的なものとしては、以下のようなものがあります。

 

OLD SCHOOL FUNK/オールドスクール・ファンク

80年代に流行し、現代まで受け継がれている、
打ち込み系サウンドの、FUNK(ファンク)。


 

 

P-FUNK/Pファンク

70年代後半~80年代における、P-FUNK一派によるサウンド。
ブリブリなベースと、ゴージャスなグルーブが特徴。


 

 

G-FUNK/Gファンク

ファンク・ビートを基調とした、西海岸発祥のヒップホップ。
ゆったりとしたビートと、ギャングスタな雰囲気が特徴。


 

 

TALKBOX FUNK/トークボックス・ファンク

トークボックス・サウンドを主体とした、FUNK(ファンク)。
独特な中毒性のある音色が、ポッピング・ダンスを引き立たせます。


 

 

ELECTRO FUNK/エレクトロ・ファンク

電子的で強烈なビートのFUNK(ファンク)。
ヴォコーダーや、サイバー系の効果音なども特徴。


 

 

ELECTRO HOUSE/エレクトロ・ハウス

エレクトロ・ファンクに近いジャンルだが、
よりハウス音楽系に進化したもの。迫力のある音圧も特徴の一つ。


 

 

TECHNO/テクノ

定義は様々だが、ここでは電子的なサウンドを取り入れた、
打ち込み系のクラブ系音楽を指す。BPMが速いというのも特徴の一つ。


 

 

Dubstep/ダブステップ

2000年代前半にロンドンで発祥したと言われる音楽。
極太のベース・サウンドと、リバーブの効いたドラム等が特徴。
2ステップのダブミックスに、ブレイクビーツ、
ドラムンベースの要素を加えたのが始まりと言われている。


 

 

最後に。憧れのダンサーが使っている音楽から広げていく

最初のうちは、色々なダンサーを見て、
「この音楽は良いな!」「この曲、カッコいいな!」という感じで、
憧れを持って、そこから広げていった方が良いかと思います。

最初から、闇雲に色んなCD/レコードを漁るよりも、
実際に使われているものから選んでいって、
だんだん詳しくなってきたら、自分でも音源を発掘していく、
という流れが良いでしょう。

以上、参考になりましたら幸いです。
 

 

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